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よく言われることが正しいとは限らない「切り株にみえる年輪の間隔は、日の当たる南側の方が広い」「甘さは舌の先の方で、苦みは奥の方で強く感じる」。昔、私はこう習った。皆、大真面目に信じていて、誰も検証しなかった。さて現在、例えば「梅干はクエン酸が豊富だから疲労に良い」「インフルエンザの予防には手洗いが有効」「ひざの痛みにはグルコサミン」などといわれる。しかしその根拠(臨床試験)はどのようなものか? 都市伝説の類であっても、引用され続けるうちに(特に専門家の名前があると)定説になることがある。 |
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長野県生まれ。’79年東大薬学部卒。’81年田辺製薬入社 (薬物代謝)。’87年薬理に転向。’93年シンシナチ大学留学、その後イオンチャネル創薬に従事。2013年田辺三菱製薬(主席研究員)を退職。