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物理化学はすべての薬学専門科目の基礎です薬学部に入学すると、薬剤師になるために様々な専門科目を学ぶことになりますが、1、2年生の時に学ぶ物理化学はすべての薬学専門科目の基礎であり、おろそかにしないで学んで欲しいと思っています。物理化学を制すれば薬剤師国家試験合格へ大きく近づきます。さて、薬剤師が扱う「薬」に対して、現在どのようなことが期待されているでしょうか?これまでの医療は、例えば癌であれば臓器を手術によって取り除くことが主流でした。しかし、これが大きく転換しようとしています。一つは、手術のような体に負担をかける治療よりも負担をかけない治療が求められていることです。そのためには放射線あるいは「薬」によって癌を治すという治療が考えられます。もう一つは、そもそも癌にならないように注意しようという考え方で、治療よりも早期発見(診断)、さらに予防を重視するという流れです。ここでも、食品を含めた広い意味での「薬」は重要な役割を果たします。すなわち、これからは「薬」の役割は益々大きくなっていきます。私は現在、病気の原因の一つとして注目されている活性酸素・フリーラジカルに関する研究を行っています。活性酸素の制御を病気の診断、予防や治療につなげたいと思っています。 |
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