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「薬剤の適正使用を志向した基礎的・臨床的研究と薬剤業務の展開、及びその薬学教育への還元」私は本学に赴任するまでは、動物を使った基礎的研究、患者さんを対象とした臨床的研究を行いつつ、病院薬剤部で薬剤師としての業務に携わってきました。臨床的研究では、激しい作用を持つ薬や、重篤な副作用を持つ薬剤について、その効果や副作用の個人差がどのような原因で起こるのかを研究しました。このような研究により個々の患者さんにどの薬剤を、どの程度の量で服用してもらったら、より少ない副作用で大きな効果が期待できるかを推定することができます。薬の個人差を引き起こす要因の中で、私は特に遺伝的な要因に興味があり、薬を代謝する酵素の遺伝的多型と薬の血中濃度、効果・副作用などの関係を調べました。また薬剤師の業務を、より患者さんの治療に貢献できるように、且つ効率的であるためのシステム作りにも取り組んできました。本学では学生に薬剤師の楽しさ、苦労、怖さを出来るだけ多く教えるため、症例を題材に学生自身に考えさせる授業を行っております。薬剤師を目指す諸君、私の提示する症例に是非挑戦して見て下さい。 |
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